七十二氣候、二十四節氣が巡り、2月4日に
『立春』を迎えました。





第一候『東風解凍』

『ハルカゼコオリヲトク』

春は東からやってくる。
だから東風は春を呼ぶ風。

昔の日本人はそう考えていたそうです。

素敵な発想ですね。



さて、本日は"櫛"のお話。


今回は、皆さんが普段使われている櫛ではなく、美容室で美容師さんが髪を切る時に使う"櫛"についてです。



普段わたしたち美容師は、

・衛生面を守るため(お客様ごとに洗ってアルコール消毒する)

・薬剤を使用するときも使う

・アイロンなど温度が高い状態での使用


などのために基本的には、熱や薬品にも強く耐久性のある素材のコームを使用しています。
(分かりやすくいうと強化プラスチックみたいなもの)


もちろんわたしもそちらを使用していました。



切らせて頂く方の髪の長さやスタイルに応じて選ばせて頂いて、美容師さんひとりひとり仕事のやり易さでこだわって選んでいます。


お客様ごとに変えるので、同じものがたくさん。




わたしはこちらを愛用していました。




出会いは美容専門学校時代。

イギリスのヴィダルサスーンのスクールに研修で少しの間通わせて頂いた時に、"一番使いやすいコーム"として推奨されていました。

最初はミーハーな氣持ちで現地で購入。


そしてまさかの日本の。
大阪の会社のものだったと知る。
(三倍以上の料金で購入(;_;))


そして9月までお世話になっていた前 職場でもオーナーがこちらのコームのファンで、全社員絶対必須アイテムでした。


ヴィダルサスーンのカットは頭の丸みを理解し、小さなハサミ1本のみで段を重ねてフォルムをつくる。


また、前職場も立体彫刻カットという技術があり、お客様の骨格にあわせたり補正したりしながらお客様に似合うスタイルをご提案するというスタイルでした。



それには人 各々の頭の形はもちろん、髪の癖を観ること。
不用意に髪に引っ張る力をかけないことが大切だったのです。


それにはあのコームがぴったりでした。




しかし!!


18歳から愛用してきたこの櫛についに別れの時が、、、



じゃん!!!




『木の櫛』です。


以前から探していたもののなかなか値段や耐久性を満たすもの、安定して仕入れれる方法やお客様に使用する方法など悩んで迷ってしまっていました。




ですが、今は前述した"薬剤や""高い温度のアイロン"なども使用しておらず、
衛生面に対しては『ひとり1本マイ櫛制度をしては?』という素晴らしい案も頂きました。



実際、自然調髪『和花』には今さまざまなお客様がご来店頂いております。


カラーをご自身や他店でされている方、ヘナをされている方。

シャンプーにしてもドラッグストアで売っているようなよくあるシャンプー剤をお使いの方、せっけんシャンプーやオーガニックシャンプー剤をお使いの方、ハーブの粉を使ったり、ほとんどシャンプーをしない方、何ヵ月も何年もお湯だけで洗う湯 シャンをされている方、、、

そして、それらの移行期間である方。


髪や頭皮の状況もそれぞれです。


湯シャンの移行中には皮脂が多くでることもありますし、薬剤アレルギーや敏感肌のお客様も多くいらっしゃいます。


いくら洗って消毒していてもやはり氣になるところです。


そして何よりも

"木の櫛でとかれた方が氣持ちがいい!!!"


櫛はわたしたちの手に代わるものです。


大切なお客様の頭に触れ、髪をときほぐすのはやはり手に近いあたたかさのあるものがいい。


今までは美容師側のための櫛でしたが、お客様のために櫛を選びたいと思いました。




初回来店時のみ櫛代 1000円頂戴致しております。


毎回の使用後の櫛のお手入れはこちらでさせて頂き、大切に保管させて頂きます。




どうかご理解のほどよろしくお願い致します。








自然調髪 和花(わばな)

完全予約制・女性専用サロン
営業時間:10:00〜18:00   (最終受付時間 : 16:30)
定休日:不定休
TEL:090-5465-3506
MAIL:wabana.shizen@gmail.com
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